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2026.09.25
福岡は「家賃が安い」は過去?福岡市の家賃相場はどこまで上がったのか
「福岡は東京や大阪に比べて家賃が安い」
そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
実際、福岡は都市としての利便性が高い一方、東京23区などと比較すると住宅費を抑えやすい地域です。
しかし、近年は福岡市の人口増加や都市開発などを背景に、賃貸物件の家賃も上昇傾向にあります。
「福岡は家賃が安い」というイメージは、今も間違いとは言えません。ただし、以前と比べると状況は変わってきています。
アットホームの調査では、福岡市の賃貸マンションの平均募集家賃は、近年上昇が続いています。
2025年には、福岡市がシングル向き・カップル向き・ファミリー向きの3タイプで、
前年同月比の家賃上昇率トップ3に入る月が多く見られました。
さらに、2025年1月時点では、シングル向き・カップル向き・ファミリー向きが2015年1月以降の最高値となっています。
つまり、福岡市の家賃は「昔と変わらない」という状況ではありません。
では、現在の福岡市ではどのくらいの家賃が目安なのでしょうか。
2026年9月24日時点のCHINTAIの掲載物件データを見ると、福岡市の1Kの家賃相場は以下のようになっています。
| エリア | 1K家賃相場 |
|---|---|
| 中央区 | 約7.1万円 |
| 博多区 | 約7.0万円 |
| 東区 | 約5.3万円 |
| 南区 | 約5.2万円 |
| 早良区 | 約5.2万円 |
| 西区 | 約5.0万円 |
| 城南区 | 約4.1万円 |
※築年数などの条件によって変動します。
中心部の中央区・博多区では7万円前後が目安になる一方、城南区・西区などでは5万円前後から探せるケースもあります。
1LDKになるとさらに差が広がり、
同じ2026年9月時点で中央区は約9.8万円、博多区は約9.3万円、東区は約7.5万円、西区は約7.4万円となっています。
「福岡市ならどこでも安い」というわけではなく、
勤務地や駅へのアクセス、間取り、築年数によって家賃は大きく変わることが分かります。
背景の一つとして挙げられるのが、福岡市の都市としての成長です。
福岡市は空港や新幹線駅など交通拠点へのアクセスが良く、天神ビッグバンなどの都市開発も進んでいます。
こうした環境を背景に住宅需要が高まり、賃貸市場にも影響しているとされています。
アットホームも、福岡市の人口流入や都市開発などを家賃上昇の背景として挙げています。
実際、福岡市の住宅地の地価も2026年の公示地価で前年から上昇しており、
市内全体の住宅地平均は前年比7.0%上昇しています。
とはいえ、福岡の家賃が東京などと比べて高い都市になった、というわけではありません。
現在でも福岡市内には、中心部から少し離れることで比較的リーズナブルな物件を探せるエリアがあります。
大切なのは、**「福岡だから安い」ではなく、「どのエリアで、どの条件の物件を選ぶか」**という視点です。
転職や就職を機に福岡へ引っ越す場合も、給与だけでなく家賃や通勤時間を含めて生活全体を考えることが重要です。
福岡は今も住みやすく魅力のある都市ですが、昔の「家賃が安い福岡」というイメージだけで住まいを探すと、
想定より家賃が高いと感じるかもしれません。
福岡で仕事を探す際には、勤務地だけでなく、実際の家賃相場や通勤時間まで含めて考えてみてはいかがでしょうか。
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