こんにちは
今回も福岡への移住についてのお話になります。
前回は【
移住について】をご紹介いたしました。
今回はそもそも福岡とは?というところについて触れていきたいと思います。
福岡?福岡県?フクオカ?
福岡県に住んでいる人はよく、【福岡】という言葉を使います。
この、【福岡】が示す場所は基本、福岡市中心を示します。
実際に買い物や通勤のために【福岡】に行く方は多くいらっしゃいます。
車社会でありながら、交通網も発達ししています。
その中でも特に発達しているのがバスになります。
こちらのバスや交通についてもまた、記載していけたらと思っています。
福岡県について
よく、福岡の人口増加率のお話が出ますが、
福岡県全体でみると、総人口は約500万人
前年度比で約9000人が減少しており、自然減が人口流入より多くなっています。
その、人口流入で言いますと、福岡市の人口増加は著しく
国勢調査のデータによると、5年前の調査に比べ約74000人増加しています。
5年間の人口増加率でみると+4.79%(2015年~2020年)というデータもあります。
人口増加の要因ですが、
「仕事・暮らし・利便性のバランスが取れた“若者が集まる地方中枢都市”」
というものでしょうか。
実際にこれから紹介する5つが福岡市の人口増加の主な要因になります。
① 若年層の転入超過(圧倒的に20代)
総務省の住民基本台帳データによると、
福岡市は 15〜29歳の転入超過数が全国1位。
特に大学進学・専門学校進学・就職での転入が多く、
「東京・大阪に出るより生活コストが安く、仕事もある」という理由で
若い層が地元に残る or Uターンする傾向 が強まっています。
→ 👉 人口の自然減を抑え、街に活気を生む根源的要因。
② 生活コストの低さ × 都市機能の高さ
家賃・物価が東京・大阪よりも 20〜40%安い のに、
交通・商業・医療・文化などの都市インフラがコンパクトに集約。
福岡市は「住みやすい都市ランキング」でも毎年上位常連(モノクル誌など)。
→ 👉 若年層・子育て世代の“住み替え都市”として選ばれている。
③ 雇用機会の多様化(IT・スタートアップ・外資)
国家戦略特区として「スタートアップ都市ふくおか」構想を展開。
LINE Fukuoka、楽天グループ、Amazon、ヌーラボなど
IT・Web・BPO・クリエイティブ系企業の誘致が進行。
近年はリモートワーク・サテライト拠点化も進み、
地方にいながら大手勤務が可能 という流れも後押し。
→ 👉 “働ける都市”としてのブランド形成。
④ 交通アクセス・都市設計の優位性
福岡空港が地下鉄で天神・博多から約10分という世界的に稀な立地。
コンパクトシティ構造(市域半径15km圏内で完結)。
通勤・通学・買い物・余暇が「30分圏内」で完結できる利便性が、
他の大都市(東京・大阪)に比べて圧倒的。
→ 👉 都市ストレスが低く、移住者の定着率が高い。
⑤ アジアとの距離と観光・国際ビジネス化
釜山・ソウル・上海・台北など、アジア主要都市へのアクセスが2時間圏内。
観光だけでなく、貿易・留学生・外国人労働者・国際イベントなど、
アジアのハブ都市としての存在感が増している。
→ 👉 外国人居住者数・外国籍学生数も右肩上がり。
上記の理由で、福岡市への注目と移住が増えてきています。
とはいえ。福岡市外のエリアもありますので、最後にご紹介いたします。
地域名 |
主な市町 |
特徴・産業・雇用の傾向 |
生活環境・魅力ポイント |
① 福岡都市圏
(福岡市・糸島・春日・大野城・太宰府など) |
福岡市、糸島市、春日市、大野城市、那珂川市など |
福岡県の経済・行政・商業の中心地。IT、サービス、医療、スタートアップなど都市型雇用が集中。人口増加率全国トップ。 |
空港・新幹線・地下鉄が10分圏内。都市機能と自然(糸島)両方あり。カフェ・子育て環境も良好。 |
② 北九州エリア
(北九州市・中間市・直方市など) |
北九州市、行橋市、中間市、苅田町など |
製鉄を中心に工業都市として発展。現在は環境・物流・自動車関連(トヨタ九州・日産系)などへ多角化。 |
工業団地・港湾都市として再生中。住宅価格が安く、通勤ストレスも少ない。子育て支援・教育も安定。 |
③ 筑豊エリア
(飯塚・田川・直方など) |
飯塚市、田川市、嘉麻市、桂川町など |
炭鉱閉山後は教育・医療・製造業に転換。近年はIT・BPO拠点(LINE Fukuokaサテライト等)も進出。 |
福岡・北九州の中間でアクセス良。家賃が安く、若い家族の転入も増加傾向。大学・専門学校も多い。 |
④ 筑後エリア
(久留米・大牟田・柳川・八女など) |
久留米市、柳川市、大川市、大牟田市、八女市など |
ゴム・タイヤ産業(ブリヂストン発祥)、木工(大川家具)、農業・酒造・観光(柳川うなぎ、八女茶)。 |
落ち着いた生活環境で持ち家率が高い。新幹線停車駅(久留米・筑後船小屋)もあり通勤圏が広い。 |